2025/10/13

コラム

EVメーカー比較2025|日本で買える主要モデルを価格・航続・充電で徹底比較

EVメーカー比較2025|日本で買える主要モデルを価格・航続・充電で徹底比較

結論:日本で「買って満足」になりやすいEVはこの4軸で選ぶ

2025年10月時点、日本で正規購入できるEVは国産・輸入ともに選択肢が拡大。失敗しない選び方は①価格(補助金適用後)②航続距離③充電ネットワーク④アフターサービスの4軸で比較すること。価格重視ならヒョンデやBYD、長距離ならテスラやVW、販売網の安心感ならトヨタ/スバル/日産が有力です。国のCEV補助金は令和6年度補正・令和7年度当初で継続運用中(申請・登録期間は年度で変動)。最新の対象車・手続きは次世代自動車振興センターと経産省ページで必ず確認を。次世代自動車振興センター経済産業省 CEV補助金案内

主要メーカー早見表(価格・航続・充電)

メーカー代表モデル(日本)参考価格帯一充電走行距離(目安)急速充電強み
テスラモデル3/モデルY期間値下げ実績あり・概ね500〜700万円台約500km前後(グレードで差)自社Supercharger+他社長距離・充電網の強さ。Supercharger(日本)
フォルクスワーゲンID.4約500万円台〜最大618km(WLTC、公称)PCA/eMP等実用装備と長航続のバランス。VW公式
BYDATTO 3/DOLPHIN/SEAL300万円台後半〜500万円台400〜600km台(公称)eMP等価格競争力と装備。価格見直しの動きあり。BYD Japanニュース
ヒョンデIONIQ 5/(廉価)INSTERIONIQ 5は500万円台〜/INSTERは約285万円発表IONIQ 5で500km前後eMP等低価格帯の拡充。IONIQ 5 価格INSTER日本導入報道
トヨタ/スバルbZ4X/ソルテラ600万円前後〜400〜500km台(改良で伸長傾向)eMP等販売・整備網の安心。bZ4X 価格・グレード
日産アリア/サクラ(軽)サクラは軽で実質負担が軽めアリアで460〜640km(公称)eMP等EV実績と軽EV。アリアまとめ(Enechange)

※価格・航続は公称・公表値の目安。最新の販売条件・補助金適用で実質価格は変動します。必ず公式見積でご確認ください。

社長!デジタルプライス導入しませんか?

比較のポイント(失敗しない4つの着眼)

EVの比較要素、価格・航続距離・充電速度・アフターケア

1)価格:補助金と値下げ動向を合わせて“実質価格”で見る

2025年は国のCEV補助金が継続運用され、登録時期で金額が変わる設計です。自治体の上乗せと合算すると負担が大きく下がるケースも。テスラや一部輸入勢は期間限定の価格改定を行うことがあり、相場が動きやすい年です。制度・キャンペーンの期日を必ず確認しましょう。参照:次世代自動車振興センター経産省・テスラの価格改定報道など。

2)航続距離:日常は300kmで十分、長距離は500km級が快適

都市圏の通勤・買い物中心なら300〜400km級でも不足なし。ロングドライブ派は500km級のグレード(テスラ、VW ID.4 Proなど)を軸に。ID.4はWLTCで最大618kmを公称。VW公式

3)充電ネットワーク:自宅200V+公共急速の“二刀流”が基本

日本の公共充電はe-Mobility Power(eMP)が全国に広域ネットワークを展開。さらにテスラのSuperchargerは高出力かつ安定稼働で、長距離移動の安心感が高いのが強み。eMP公開資料Tesla Supercharger(日本)。規格(CHAdeMO/CCSなど)や補助の扱いも移行期にあり、動向はニュースでチェックを。充電規格補助の報道

4)アフター・残価:販売・整備網の密度と保証で安心を買う

国産勢(トヨタ/スバル/日産)はディーラー網の広さと保証運用が安心材料。輸入勢でもVWやヒョンデは日本法人のサポート体制を整備中。リセールはモデルチェンジや価格改定の影響を受けやすいため、残価設定クレジットの条件も比較を。

ニーズ別のおすすめ像

最安重視でEV入門

ヒョンデ「INSTER」は約285万円の発表で注目の“エントリーEV”。短距離メインなら選択肢に。報道:Reuters。BYD DOLPHINの価格見直しも相対的な魅力度を高めています。BYD Japanニュース

長距離×充電安心

テスラ(モデル3/Y)は長距離×充電網の安心感が突出。Supercharger対応エリア中心に使うなら第一候補。Tesla

家族の実用性×安心の販売網

VW ID.4は荷室・航続・価格バランスがよく、国産ディーラー対応に慣れた層にも扱いやすい設計。国産ならトヨタbZ4X/スバル ソルテラ、日産アリアが王道。VWトヨタ

購入前チェックリスト(保存版)

見積・制度

  • 国のCEV補助金の登録・申請期日(年度・期で異なる)と自治体上乗せの有無を確認:次世代自動車振興センター
  • 残価設定クレジットの金利・残価、下取り条件の比較

使い方・充電

  • 月間走行距離と「自宅200V」が確保できるか(マンションは管理規約と補助金を要確認)
  • よく行く高速ルートの急速充電の有無(eMP、Supercharger等)

試乗で見るポイント

  • 実効航続(エアコンON・高速多め)と充電時間の感覚
  • 運転支援の挙動(渋滞追従/レーンキープ)とUIの相性

参考リンク

関連記事

まとめ

日本で買えるEVは「価格(補助金含む)」「航続」「充電網」「アフター」を比較して選ぶのが近道。価格重視ならヒョンデ/BYD、長距離・充電安心ならテスラ、販売網の安心感ならトヨタ/スバル/日産、実用バランスならVWが有力。まずは自分の走行パターンを可視化し、補助金と充電環境を確認して実車試乗へ。

 

お車価さま(おしゃかさま)が中古車販売の問題を解決!

お車価さまって何だ?